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tantalum
「永遠の‥‥‥」
ぽつり、呟く。
「永遠の飢えと渇きって、苦しいよねきっと」
遠い昔のお伽噺だ。
その傲慢さ故に、神の子たる身ながら地獄に落とされたタンタロス。
永遠の飢渇は、彼に課された責め苦。
「それはそうだろうが、」
呆れたように男が云う。
「永遠など、我々には関係のないものだろう?」
そんなものは有り得ないのだと知っている。
夢みる気すら起きないほどに。
知ってしまっているのだ、自分たちは。
それなのに。
「‥‥‥‥‥‥」
「鋼の?」
呼び声に訝しみが混じった。
けれど応えず、思う。
オレは、オレはもしかしたら。
強いてしまったのかもしれない。それを。
アイツひとりに。
「‥‥‥ッ!」
込み上げてきた焦燥感に、鷲掴みにして胸を押さえる。
ぼやける視界。
絶対に見つけてみせる。刻み込むように、呟いた。
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