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osmium
全ては巡る。全ては終わる。全ては始まる。全ては壊れる。全ては忘れる。
永遠て、そりゃ何の冗談だ?
「随分と楽観的だね」
「あ、そうくる?」
予想を外れた感想を面白がって解説を促した。
「永遠を否定する者は大抵『いつか』を口にする。いつか成功する。いつか 救われる。いつか背が伸びる。いつか手が届く。そんな『いつか』など、 それこそ永遠に来んよ」
「‥‥‥今、否定しちゃならんもんまで否定しなかった?」
「気のせいだろう?」
「‥‥‥‥‥‥」
半眼で睨み上げれば、
「かと云って、私が永遠を信じているわけでもないがね」
話を逸らすかのように笑顔でそんなことを云ってくる。
「なんだそりゃ」
拍子抜けして問う。それに、
「待っているのさ」
意味深に返された。
「何を?」
乗るのも癪だが気にはなる。重ねて訊いた。
「いつか、君が永遠を見せてくれるのを」
「‥‥‥ものっすごい矛盾したこと云ってんの、分かってる?」
「もちろん」
いっそう笑う相手に、いいように遊ばれている気分になる。
話す相手を間違えたと思う。
‥‥‥いつものことだが。
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